タツノスケの呟き

セフィラと遊戯王について徒然なるままに語る人です

来季ペンコ型セフィラについてのお話

 

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どうも、タツノスケと申すものでございます

昨今制限改定が発表され、セフィラがどうなるかと戦々恐々していたものの・・・

 

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しっかりと生き残りました

真面目に半分以上諦めていたのでありがたい限りの話でした

 

そんなわけで今回はセフィラの時期環境に合わせた構築、展開、サイドチェンジまで含めて話していけたらなと思います。最後までお付き合いいただけると幸いです。

どうせ来季一カ月くらいまだないんじゃないか

 

サンプルレシピ

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・デッキの構築概要

さて、この構築についてですが、霊廟とオトシオヤが入っていない構築です。

ここでセフィラの展開とかみ合わない点を指摘される方も多いと思います。実際セフィラとしてはオトシオヤ展開について特に印象づいており、ガイザーからの宇宙展開をみせつけられることもしばしばあったのではないでしょうか。

しかし、この構築はその要素を敢えて消し飛ばしています。

理由としては

1.スキドレ、魔封じ、里などに紫毒で対応したい

2.サーヴァントに霊廟よりアドベントの方が魔法発動枚数が稼げる

3.γを誘うタイミングを作りやすい

4.ペンデュラムスケールがそろえやすい

5.ベアトリーチェを用いる展開の必要性がない

6.時読みの運用によるうさぎ、タイフーンケアへの取り組み

7.アドベントを引き抜いてもデッキが成り立つため、サイドチェンジの幅が広い

などが挙げられます。

このあたりの話は前期の自身のブログもあるので見てもらえればと思います。

 

rhamasaki0810.hatenablog.com

 

勿論欠点もあり、

1.パワーがペンデュラム召喚に集中しやすい

2.オトシオヤがないため後手の展開強度に差が出る

3.チューナーの後出しが通常召喚になりやすい

4.紫毒では伏せカードへの対応がしづらい

5.テラフォの被りがごまかせず、盆回しが入れられない

 

等といった点が挙げられます。サーヴァントの起動のしやすさを鑑みれば個人的には霊廟型より評価は高いですが、この点については検討している方がまだ少ないので、もっと意見を集めていきたいと考えています。

 

このデッキは展開ルートが少し特殊です。

先にあげましたが、特にハリファイバー単騎からリンクロスを用いる展開について、ボウテンコウをレベル7にできなかったり、ガイザーにつなげる動きにしなかったりするため、霊廟型と異なる点が多いです。そのあたりのルート解説を少し入れていきたいと思います。

・展開ルート①~先行展開~

基礎的な展開については省略しますが、とりあえず目指さなくてはならないのはペンデュラム2体からの展開です。召喚権を余らせる必要があります

例)ペンデュラム召喚でP2体から

 

 エレクトラムss、ラスター送りラスター回収(1枚ドロー)

 リンクロスに変換、トークン2体ss

 ラスターns、リンクロスとハリ、オライオンss

 トークンオライオンでブリキss、幻獣機トークンとオライオンss

 幻獣機トークンオライオンでボウテンコウss、九支サーチ

 

 最終盤面 ハリ トークン ブリキ ボウテン 九支

 

ここから霊廟型ではボウテンコウのレベルをオトシオヤを落として変更することでサベージなどにつなげますが、ここではブリキ、トークン、ワンマジの組み合わせから、ボウテンコウへの墓穴の有無にかかわらずグリオンガンドを成立させることになります。

 

・展開ルート②~後手の展開~

後手での展開ルートについてはやはり先の展開が主流になります。

ペンデュラム召喚でP2体から

 エレクトラムss、ラスター送りラスター回収(1枚ドロー)
 リンクロスに変換、トークン2体ss
 ラスターns、リンクロスとハリ、オライオンss
 トークンオライオンでブリキss、幻獣機トークンとオライオンss
 幻獣機トークンオライオンでボウテンコウss、九支サーチ

ここから、

 ブリキトークンボウテンコウでグリオンガンドss

 ボウテンコウ効果でシウゴss

 グリオンガンドとハリでアウローラドンss

 アウローラドン効果でトークン3体、2体リリースオライオンss

 シウゴオライオンでショウフクss

 ショウフク効果で何か破壊してオライオンss

 トークンとオライオンでチャンバライダーss

 

最終盤面 アウローラドン ショウフク チャンバライダー

     2100+2300+2200+2400=9000 ワンキル

 

 このように、エレクトラムからガイザーにつなげずとも、場か墓地からモンスター三体除外、場を1枚デッキバウンスしながらワンキルにつなげられます。

グリオンガンドが機械族なことを活かせると覚えておくと楽です。

 

アウローラドンにつなげずとも上の展開に一体追加できればソードグリオンガンドでワンキルできます。

・アウローラドンとリンクロスの使い分け

上記ワンキルルートでなくとも、ハリファイバーのみから召喚権を使い果たした状態で展開する場面が後手には多々あります。その際には除去とターンを返すことに傾倒せざるを得ません。これはオトシオヤがない分仕方のないことなので、気になる方は霊廟型がよいと思います。

ペンコ型での実際の展開例を載せておきます。

 

①針からリンクロスの場合

 

ハリからオライオンss、ハリをリンクロスへ、トークンss

中略 リンクロス、トークン、ボウテンコウ、ブリキ、九支サーチ

トークンボウテンコウブリキでグリオンss、ボウテンコウ効果シウゴss

 

最終盤面 リンクロス、グリオンガンド、シウゴ、九支

 

打点は4000に届かない程度ですが、グリオンガンドの耐性、カウンター、シウゴのサーチによって返しが強く出ることができます。

 

②針からアウローラドンの場合

 

ハリからオライオンss、アウローラドン

幻獣機トークン4体が場へss、2体リリースしてオライオンss

トークンオライオンでボウテンコウss、九支サーチ

トークンボウテンコウでΩss、ボウテンコウ効果シウゴss

 

最終盤面 アウローラドン、Ω、シウゴ、九支

 

除去がない代わりに妨害がΩの分増やすことができます。こちらも打点はそれほど出ません

 

 

もう一体多い盤面であったりすれば①のルートを用い、ソードを用いてワンキルすることができますが、緊急策が上記の展開であることはこのデッキを用いる上では絶対に押さえておきましょう。

 

・サイド内容について

今季自分が考えているサイドにはこのカードを採用しています。

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エンディミオンで見たことがある人も多いのではないでしょうか。

これらのカードによって、初動に限られますがサイクロンとして運用することができます。また、キングジャッカルを用いてマスターケルベロスのssも可能です。

エンディミオンの主流の盤面に触るカードであることからも、このカードのパワーは知ることができると思います。

今回これらのカードを採用しているのは、メタビートが増えてくる環境であると読んでいることと、二戦目以降のガンマを知り警戒している相手へのサイドチェンジに用いるためです。

 

そのほかのカードに関してもメタビートを主に対策しています。未開域を除く先行展開テーマはペンデュラムテーマが主になると読んでいること、サンドラの増加などを考慮して今回は無限泡影を採用しています。このあたりのカードについてはまた変更するかもしれません。

 

・サイドチェンジについて

 

基本的に先行をとります。相手がどんな対面であろうとも先行を取ります

基本的に先行の際にメインデッキは変化させませんが、γの信頼性がないときのみ、

γ3、ドライバー1 out

マスケロ3、ガルーダ1 in

ペンデュラムでキンジャを合わせてssしたり、ガルーダを持って妨害数を重ねます。先行展開が困難な際にはマスケロを出すことで無理矢理動かしたりもします。

 

後手の際には抜くカードは大抵決まっており、

①神託1テラフォ1神撃1

②グラマトン1アドベント

アドベント、ラスター全抜き、ウェンディ抜き

このような優先順位をつけて抜いていき、適切なカードを投入します。

メタファイズホルスの必要性のない対面ではウェンディを抜くことがありますが、今季はメタファイズホルスの必要がない対面はほぼないと思うので入れておくようにしてよいと思います。

ガンマはこの構築であればオルター対面などに対しても抜くようにします。

 

アドベントからのペンコ、ラスターは紫毒に対しての有用なアクセス手段なので、永続罠を多用するテーマにはしっかり採用しましょう。

逆に展開系にはアドベント、ペンコはしっかり抜くようにします。

 

ペンデュラム対面での後手は相手も展開しようとする関係上、誘発は飛んでこないので墓穴は抜いてしまってもよいでしょう。

 

・おわりに

質問があれば@tatsu_yugiohまでお願いします。

ここまでの構築を書きましたが、何かしら実績があるわけでもない構築ですので、今回の制限改定での新しいデッキを組む際の興味の一つとして見てもらえればなと思います。

情報共有を進めていきたいと思っていますので、面白い話があれば些細なことでも自分のツイッターに話してもらえたりすると幸いです。

コロナウイルスの流行に負けず、皆さんの遊戯王ライフの一助になれることを願って今回はこのあたりで筆をおこうと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!