@イグニスターを真面目に考える回
こんにちは。久しぶりに記事を書いてる気がします。
今回はセフィラについて書いてもよかったんですが、いかんせん大会が福岡環境には存在しないためにフリーで戦う程度しかやりようがありません…。
そこで今回は動きの考察で捗るテーマに絞ってしゃべろうと思いまして。
@イグニスター。
こいつについてくそ真面目に基本ムーヴなどから含めて書いていければと思います。
Index
・サンプルレシピ
・基本の動き
・二ビルケア後手ワンキル方法
・意識しておくべきこと
・中盤で使える小技集
・採用できそうなカード
・おわりに
サンプルレシピ
今回はこちらのレシピ
基本の動き
こちらについてはオオニシさんのツイッター(@soospsp)または
https://twitter.com/soospsp/status/1358785509259022337?s=20
を参考にされるのが一番見やすいと思います。
一応自分からも紹介。
・アチチ初動で展開する
このデッキの中核を担うカードとしての大いなる一枚初動
書いてあることの①だけ見とけばいいです。要は基本の展開に用いる小さい@イグニスターに関してサーチすることで、展開を広げます。
アクセス手段としても豊富で、本体、めぐりAi、マイニングと8枚体制。
文で書いても仕方ないので画像で解説。
イメージとしての動きは上記の通りです。文で展開に触れておくと、
①アチチNSしてインファントに変換、ピカリとAiランドサーチ
②Aiランドでピカリss,Aiドリングボーンサーチ
③盤面をサイバースウィキッドに変換,Aiドリングボーンを使って何かss,サイバースウィキッドの効果でブルルをサーチ
④盤面をスプラッシュメイジに変換,ブルルssしてドヨンを落としてそのドヨンを吊り上げ,ドヨンブルルでウィンドペガサスを挟み、ブルルのシンクロ素材になった時の効果でドヨンを完全蘇生する(この時に墓地のAi魔法回収する)
⑤ダークナイトをss,ドヨンの効果でアチチを回収,アチチはこのときAiランドでssしてないのでss,このアチチをインファントにして横移動してなぜか4体も蘇生される
⑥ダークナイト+属性がいろいろなサイバース4体+Aiドリングボーンとウィンドペガサスのリソース、好きにサイバースばらまいて気持ちよくなる
この動きの中で相手からの誘発を受けたときに不足した分を他のサーチなどで補い、余裕があればヒヤリ、ガッチリなどにアクセスすると、最終盤面のサイバースに効果を受けない、破壊をされない等のテキストを付与することができます。
イグニスターAiランドにうさぎやサイクロンをもらったとしても伏せなおすことができるため、非常に手札次第でケアの幅が広く、全てのハンドを吐き出しながらまた回収する、といった前寄りのサイバースの完成形です。
二ビルケア後手ワンキル方法
これについてはとりあえず下記ルート参照。
消費エクストラ
アクセス×2、インファント、スパイダー、トランス、アップデート、ウィキッド、スプラッシュメイジ、(稀にインファント二枚目orリングリボーを消費)
計8~9枚
何かいてるかを見るのはめちゃくちゃめんどくさいんですが、一応確定ルートにはなってるんです
とりあえずやることとして重要なのは、
①手札にアチチ+ピカリ+ドヨン+Aiドリングボーンがくるように立ち回る
②4回ssのうちにウィキッドのブルル回収までの盤面を作り、5回目のssでブルルの効果でガッチリを落としておく(ヒヤリなどだとアップデートを作る時にレベルが足りないので、③操作のときにアップデート着地前にニビルを打たれるとワンキルできなくなってしまうので注意する)
③スプラは消費していいのでアップデート入アクセスAにつなげる
④ニビル打たれたら初めてドヨンとトランスを使い始める。
⑤スパイダー、ドヨン、ガッチリでトランスを作ることでアップデート入アクセスBにつなげる
上記メモではアチチとその他、という組み合わせでルートを書いていますが、デッキにドシンかヒヤリを入れておけばピカリ+ドヨンなど、アチチを含まない2枚の組み合わせでもワンキル可能です。この場合には9枚目としてカッコ書きしているエクストラを使います。探してみてください。
意識しておくべきこと
このデッキにおける利点は、
①Aiランドで手札をすべて吐き出して捲りにいける
②初動がアチチ二2枚などの被りであれば、nsとssで分けることでサイバース1体分の追加として働かせることができる
③サイバース特有の盤面が消滅した際の再展開がAi系魔法のおかげで容易
④1枚初動を多く抱える(アチチ、ピカリ、めぐりAi、マイニング、ブルル+ドリングボーン、サイバース2体分で最低限のヒートソウル等)
⑤ワンキル火力が非常に高い
これに対して欠点は、
①後ろに構える罠が存在しない
②アクセスに除去を頼るため、破壊耐性などが面倒
③ss回数が多いのでGに正面から立ち向かう必要がある
④先行での二ビルケア展開の判断が難しい
このように、非常にコンセプトとして後手寄りのサイバースであると言えます。
罠型コードトーカーなどの抱える問題に対して一定以上の回答を持つものの、転生などと比較しても後ろが弱いことから、先行においては閃刀姫のような誘発および素引きの罠に頼った立ち回りを求められることになります。
幸い枠は非常に広く確保できることから、出張としてマイクロコーダーコンフリクトなどの採用を検討することが出来ます。
罠の代わりに確保されるものがウィンドペガサスの存在およびあふれるリソースの多さです。一枚初動からAiドリングボーンにつなげることで次のターンに更に強く初動を振ることが出来ることから、並大抵のデッキであれば素直に誘発枚数などを超えて複数の妨害を構えるのが難しいと踏まえれば、リソースデッキとしての取り扱いを念頭に構築することが可能となります。
基本展開で実戦中で意識するべきことは、イグニスターAiランドを確実に構えることにあります。アチチ、ブルル、ピカリ、ドヨンについては残念なことに自己ss効果を持っていないことから、これを欠かしてしまうと渋滞を起こしてしまいます。
ここでAiランドのサーチとして現在ダークインファントが存在していますが、無論ssが重なることは相手の目線から見てとても煩わしく、また、止まる可能性も存在するために誘発の打ちどころとして狙われやすくなります。
なので、ピカリ+アチチなどのハンドを抱えている場合、ピカリからnsし、あえてAiランドをサーチすることで、インファントへの誘発を受けても詰むことのない択を選ぶ必要があります。
また、このAiランドをマイニングなどのコストにすることで相手の悔しがる顔を見ることができます
また、このデッキにおけるドヨンは基本展開終了後、最もAiドリングボーンで蘇生したいモンスターになります。中盤はドヨン⇒アチチ、ピカリなどへのアクセスを念頭にするとリンク数が伸びやすいです。
Aiランドを確実に持ってくることの他、アチチで敢えてリソースで強いドヨンなどではなく、ヒヤリ等の自己ssモンスターをサーチすることもあります。
ワンキルデッキではありますが、リソースが意味が分からないほど回収でき、その回収量はオルフェの盤面を再展開されても上から超えれるくらいには回ります。戦闘を介した盤面解決を恐れないようにしましょう。
Ai打ちの存在から、電脳における仙々、HEROにおけるダークロウなどの墓地干渉を防いでくるシステムモンスターをピカリからのサーチなどで超えることが出来ます。Ai打ちの採用は好み次第ですが、採用するのであれば覚えておきましょう。
(メルカバーに殴ると後出しアレイスターでメルカバーを残されます。アレイスターを消費させる目的が不本意である場合は控えましょう。)
中盤で使える小技集
①ライトドラゴンの使用
ピカリ@イグニスターには隠されたテキストが存在しており、@イグニスターをレベル4にする効果が存在します。
よって、中盤にAiドリングボーンでピカリをssすることでアチチなどともライトドラゴンを使用することが可能となります。
このことから、初動において2枚分の使用から盤面に触ることができるため、2素材程度のアーゼウスなどに対しての回答にすることができます。
②Aiドリングボーンを即使用しない
スプラッシュメイジの蘇生に合わせて墓穴の指名者などを打たれることで、ドヨンなどを対象とした場合に1枚以上の損失になる場合が存在します。チェーン3以降で打つことで速攻魔法としての利点を最大限利用しましょう。
③ガッチリ@イグニスターを正確に把握する
サイバースを破壊させない効果を持つことから、うさぎを打たれたくない盤面を形成した際に出すことで意表を突くことができます。また、盤面にリソースが残っている際にエルドリッチにコンキスタドールをはかせることができる等、わかりやすいワンキル盤面の形成に貢献します。効果の無効破壊に対しても一度耐えることが可能になることから、相手からの強い交換の要求に対してこちらから強くでることも可能です。
また、素材になった際に「効果を受けない」のテキストを付与できることから、ファイアウォールを確実に相手ターンに使用できる、二ビルを後手のアクセスや先手のヒートソウルの着地に対して強要する、などの利用手段が存在します。手札と相談してうまく使いましょう。
また、ヒヤリの効果でダークインファントをコストにガッチリをもってこれます。
採用できそうなカード
・コーダー系統
サイバースの基軸デッキであり、基礎的にエクストラモンスターゾーンでの展開を行うテーマなので、転生よりもよほどかみ合わせやすいです。元の展開力が異常にあるので更に火力を上げるために採用するというより、やはりマイクロコーダーのサイバネット魔法罠がカギになるか。
・パラレルエクシード
一枚でライトドラゴン@イグニスター、一枚で二ビル貫通、夢のあるカード。
ダークインファントが下に矢印を持たないため渋滞しやすく、またやはり展開力は足りているため見送り。アルミラージかベイルリンクスあたりを採用する根性があるならアリかもしれない。
・強欲で貪欲な壺
後手展開においてめちゃくちゃなパワーを持つ。ピン積みで飛ぶと困るのはブルルでのルート程度であり、後手ワンキルにおいてはドヨンの採用を増やせば何も困らない。
しかし素直に展開用スロット増やさなくてもどうせ安定してるのなら無理しなくてもいい気がする。マイニングとの入れ替え候補かと個人的には思います。
・斬鬼などの罠コにありがちなやつらの採用
自己ssは捗るので、手数がそれでも足りないならあきらめてもいい気はする。ダークフルードのカウンターをダランベルシアンと共に採用することで増やせるのは◎
・Aiラブ融合
ドシンをうまく使うならというやつ。ミラーにおいてリンクを相手から吸い取って混ぜれるためとても強い。が、エクストラとメインの不自由が嫌なので今回は見送り。
・儀式
今回の動きにはないけど実はウィキッドの前に一回専用のやつらを使えば無料で
ウォーターリヴァイアサンを落とせるらしい。返しにサイバース族のトークンを増殖できるためとてもかっこいいが、まあ、環境で使うには足りてる。
・その他の罠類の採用
メインからの罠類の採用は非常に強力なので、罠コのモノマネを試みるならアリ。しかし、専用のカウンターを持たないことがやはりネックで、結局ヒートソウルにお祈りするなら即効性の高いやつか誘発がいい。よってメインに罠は向かない。
サイドに3枠程度用意することでサイクロンを切り捨てた相手を処す際に非常にバランスよく意表を付けるため、環境に対して強いカードがあるならサイド後に採用するとよいと考える。
・エクストラのいろいろ
環境からソードやらアストラムがいなくなるならジアライバルもアリ。ダークフルードもアリ。けど安定的にやるならやっぱりファイアウォール。
トランスの二枚目などがあると、先行盤面が消し飛んでも潤沢にリソースが残るため、試合を実際に動かしてみて判断するとよい。個人的にはアップデートジャマーがあれば二枚目を使用したことがないので減らしてあります。
おわりに
自分の@イグニスターへの理解のためにもこの記事を書いてみた次第です。
質問などは@tatsu_yugiohまで。
希望があればまた追記してみたいと思います。
採用枚数などについては個々人の好みが非常に反映されると思うので、またいろいろな型が生まれるとおもしろいなと思います。
次回はセフィラの記事にできたらいいなと思いつつ。今日はここまで。
読んでいただきありがとうございました!